観
なにかがまた、ひとめぐりしたのだろうか。それとも誰か、もしかして、ここをおもい出してくれたりしたのだろうか。いつも、前置きが長すぎるのでこれぐらいにして、と。納豆は200回まぜろ、との教えを、修行に精進料理が入っていた最後の世代(?)という和…
どう工夫して伝えようと相手は、みたいものを、引き出すのです。あなたの表情から言葉から仕草から・・・おやめなさい。 みたくないものにエネルギーを注ぐのは。 あのひとはあなたがどう言おうとあのひとのしたいようにするのです。あの人でなく、あなたの…
見方をかえるのにはむずがゆくてもおそろしくてもできそうになくってもまずそっちにしたいとそっと言ってみる、自分にしかきこえないぐらいの声でぜんぜん、構わない。 そこからは風にふかれるだけ。クルッと、気がついたら向きが変わってる、あとは、そっち…
状況が変われば判断は違ったものになるだろう状況が変わっても変わらないであろうあなただけにとってのほんとうは?
西の空は黄金から真っ赤に。東の空には虹色のアーチ。沈む直前にひときわ強くなる陽光がやみかけた雨で濡れた世界に斜めに差し込むとあたりは、金色に、、、 強く太い虹の柱がパッ、と姿をあらわすとそこからはいっときも眼が離せない。瞬時に、うつしだされ…
けっこうみんなハナが効くんだよ、ハナとは、限らないけれど。最初から何かしら匂っていて気になるから関係してゆくんだあのひとには、甘えたい、あのひとには、確かめたい、あのひとは壁、あのひとは鏡、あのひとには惑わされあのひとに背中を押されあのひ…
どうして?あなたが気づいたことはきっと、あなただからみつけられる答からの問いかけ。
いま、今だけ、自分と重なる。今だけ!
でも。観て、思い出すのは、なにかを、思い出した、という感覚ならそれは、もう過去のことで、それをそのまま観ているんじゃないよ。観てわかったのは過去の自分。 それと重ねずにもう一度、観じてごらん。
目から、だけでなく。肌で、耳で、においで、舌で・・・まわりの、もやもやしたものまで。あるけば、あたっているものがある。なにも手にしなくとも、得たものはあって、それで考えが、行先が、ストンとまとまったりもするものだ。
なにか、仲間だって。わかりやすくない何かのときもあるけれど、なぜか、目が合うのです。なにか、あなたがいるとホッとしたりするのです。だからこそ近づけなかったりも、するときもあるのです。同じ目をしている、とは、よく使われる表現ですが、どちらか…
一人のひとの動きにも、背景がある。稽古をどのぐらいしてきたか、みたいな、歴史がある。いま、どんな気分か、体調はどんな調子か、感情にはそんなことも現れる。言葉だけじゃない。動きそのものだけじゃない。表情だけじゃない。そんな丸ごとを、やりとり…
ときどき髪の毛ボサボサ、とか。化粧してない、とか。服の感じとか。そういうのをみて、アダ名をつけてくれたりする。優しいとか、けっこう声がこわい、とか、コマが上手、とか、折り紙教えてもらえる、とか、そういうのもみて、寄ってきたり敬遠したりもす…
裏にまわったらそれはアウト。そのときを、ちゃあんと、感じて動いて。
まわりをいくら固めても、モノをそろえて並べても、それだけでは安心できない。まず、安らかな心。心配なら、その心に気を配って。
まだまだ発見できるまだまだ宝物がみつかる不平不満という雲で目の前をくもらせなければ。
あなたたちは大丈夫。今、のびのび過ごせていなくても絶対に大丈夫だよ。その小さなカラダでちゃあんと自分の運命を受け容れてなんとか壊れずにそこで待っているその力は必ずまた大きくなったあなたを助けてくれるからね
何を観るか、ってあれこれ探すけれど何を観るのかは最初からわかってる。あなたがどう観るか、ってことだから。
ごまかさずにみる評価せずにみる感情に揺さぶられずにみるどれも絡みあっていてひとつだけやめるのは難しい。わたしをなくして、みる。わたし、をなくすとわたし、もみえる。
益虫とか、害虫とか。誰の都合か、ってところで、わけられていたりするけれど。益虫、という部類に入ることの多いクモさんの仕掛けた巣にカゲロウのような小さな虫がたっくさん、ひっかかっていて。虫とり、ありがとう、と声をかけながら。ふと、気づくと、…
なんにもない空をみつめる。どんどん雲が動く。雲ひとつない空なら、なんだか色がみえてきたり誰かの顔が浮かんだりする。みつめれば、それは、動き出す。みつめれば、うまれるものがある。なんにもないところをながめて、人は、たくさんのものをうみだして…
どんな視線をあつめるか、ってことも、エネルギーになる。あなたがみていたからわたしはあんな風に動けた・・・ってことをイメージしたい。
ヒマをもてあますと大人も、子どもも、ロクなことをしない。ロクではないことをみかけると、その裏の ヒマ がにおってくる。ヒマは、もてあますものでなく満喫するものである。ヒマを満喫する能力がシアワセ能かもしれない。ぐらいだ、と今、書きながら想う…
ただ、主人公が子どもだ、ってだけでこれ、オトナ、読んだ方がいいのでは?って本が児童書のなかに、たっくさんあるんだ。知らなかった。子どもの頃好きだった本がなんで面白かったのか全くわからなくなってたり面白いと思うポイントが今読むと全然違ったり…
大雨ですっかり葉っぱの落ちた北国。残るはカラマツばかりなり、という晩秋の趣が、はやくも漂う森のなか。今年は何ごとも一気に進むことが多かったせいかこの、白い季節への変わり際もたいそうキッパリしていて植物たちの冬支度もなぜか目立ってみえる。次…
ささいなこと。たぶん、多くの人にとってささい、になるようなことがどうしても気になる。・・・なんていうとき。見方が、何かの軸で固まっていませんか?とか何かの不安にとらわれていませんか?とか否定的に自分がおかしいように打ち消してしまう、ってこ…
龍がいた。川の、上流に向かって。水と龍はよく関連づけて語られる。ああ、というのを、ひとつ、みつけた。じぃっと、でもぼんやりと川の流れをみていた。石があって、流れがわかれたりねじれたりするポイントがある。そこでは水がはねて、細いうねった流れ…
それがお米だと、わからない。お米でも、わからない。毎日のように口に入れているものの全体像を、知らない。そのお米の育つ側にいるほかの生きもののことはどうだろう。そういうことこそおそろしくないのかな。口に入れているものならばまだ、わかりやすい…
雨をものともせず、というか雨の日もまたひとつの地球の在り方というふうに雨だからと心騒ぐこともなくこれといって特別にどうこうせずたんたんと過ごせた時カラダのリズムにみずみずしさが必ず戻ってくる。
明日になったらぜんぜん違う状態になっている。そんな様子を観察しようと思ったらそう言えるようになるためにはとても時間と手間がかかる。ひとつの野の花が土からどのように芽を出して双葉が開いて次にどんな風に伸びてどんな蕾がついて花ひらき、葉がひら…