意識にあがるときにはすでに

とっくに、身体は、先に行っている。
だから、ここにきた。
だから、
辻褄はもういい。
あとから困る?
いえ、
そう決めるから
困るようなストーリーに
仕立ててしまうだけ。
だって
いつだって、
行ってみたら、
別に、
困らなかったじゃない。


詐欺みたい?
でも、嘘はついてない。


これまでだって、
思い込んだのはいつも、
わたしじゃなかった。


もう少し、聞いてくれたら、
もう少し、話したかもしれない。


いつだって、
急いでいるひとは、
自分の都合で
話をまわそうとする。
都合に合わせて
解釈する。
どんな材料も、
それに合わせたストーリーに、
仕立てているだけだ。



わたしは?


もう一度、
わたしの都合を、
確かめて。


あとは、それだけでいい。
いや、いやいやいや、違う。


それを一番にして。