かじり食べの上達と、おにぎりの好み



前歯でかじりとること、
両手をうまくつかって口へ運ぶこと、
5月に入ってからレベルアップした。


がっつきタイプで、
か~ちゃんは丸飲みをこわがって
なかなか、つかみ食べをさせてあげられなかった。
スプーン使いよりも、遅くなってしまった。


こちらが食べてみせれば、
そのうちマネするようになる。
危なげだったり遊びみたいな行為は、
すべて “ 過程 ” だな、と実感をもてるようになった。
ずっとスプーンを投げ続けるわけでも、
飲み込んでつまらせ続けるわけでもない。
学習するんだよね、ちゃんと。
大ケガしないようにみていればいいのだ。


というわけで目下のところ、
自分の一口サイズをお試し中みたい。
いちど口に入れたもの、べ~~っと出してみたり、
戻してみたり、というのも復活した。


がっつき傾向はまだやや心配というか、、、
お茶碗を両手でもって口に持っていってすするマネ、
それで味をしめて、汁物でなくとも
そうやって食べようとするんだよね・・・。
まあ、これもいまのハヤリみたい。


お昼はおにぎりのことが多い。
おぼろ昆布、梅干し混ぜ、海苔まき、ごま塩、ゆかり、きなこ(そのまま)、と
渋いものが多いのだけれど、どれもみんな好きみたい。


少し前はきなこが一番好きそうだ、と思っていたけれど
今日は、きなことゆかりを用意したら、ゆかりばかり食べた。
酸っぱい顔を一瞬したけれど、それでも、ゆかりを選んだ。
カラダが求めているのか?
梅干しも、そのままなめるしなあ。


赤子がみんな、お菓子みたいな甘い味を好きなわけではないと思う。
でも粉ミルクはそういう甘さがあるから、
それに慣れている子の場合は、わからないけど。
味見したら、清里高原のおみやげとかでみかける
『ミルクケーキ』みたいだったもんな。
でも、酸っぱい好きはあまり聞いたことないゾ・・・


おもしろいから、いつも、少なくとも2種類は用意して
どっちを選ぶかみている。
最近しばらく、海苔ばかりちぎって食べていた。
そのまえは、おぼろ昆布をネバネバと。



はじめてテーブルに、子のための器を用意したときのことを思いだす。
うわあ~~~っ、と、顔のまえに、両手をもっていって。
つかむような形にして、器をのぞきこんで。
なんだろうコレ、ワクワク~~、ってな表情、
全身でしていたなあ。
出会うものすべてが、オドロキなんだもんなあ。


同じおにぎりも、ちょっと前の発達段階のころとは、
また感じ方が違うんだろうな。
毎回、いろいろ、調べている。
まだまだ、ゴハンも、そういうふうに食べているんだね。