手前シリーズ、味噌とタクアンあがったヨ



出来がちがうっ!
はじめての昨年とはあきらかに違う。


1年、寝かせっぱなし製法のウチの味噌、
今年もドキドキしながら開けた。


カビの量が半分以下。
そのかわり、いわゆる、たまり醤油があがっていた~!
足でふんでつぶした甲斐もあって、
キメも違う、売り物に近い。
いや、これなら隣に並んでもわかるまい、という見た目。


やはり、市販物よりカビ臭いようなにおいはあるけれど
それも昨年よりはきつくない。
言われなければわからないかも、という程度。


そして味は・・・
ええ、そりゃあもう、汁にしなくたって!
家族全員でなめまくり。
ボウズ、なめすぎ!(笑)


昨年も大喜びでお裾分けしたり
味見してもらったりした気がするけれど、
ゴメンなさいって感じ。
あれは、まだまだ未熟モノだったな・・・。


木製の中蓋、同じのを再利用したんだ。
洗って熱湯消毒したとはいえ、
いろいろしみついていたものは消えてなかったはず。
ホーロー容器でも、中蓋は2年もの。
コレ、効いてる気がする。
種味噌を入れるつくりかたもあるもんね。


それと、家の環境も変わってる。
手前ものや酵母をイロイロ扱うようになった。
気候だって、昨年とは全然ちがったし。
オモシロすぎる!


来年のためには、倍の材料を仕入れた。
麹は麦と玄米の2種類。
これまでとは違うものなんだ。
さて、どうなるのか。
今年のものも、これからの変化がまた楽しみ。
たまり醤油の使いみちも考えなくては!
やめられないね~。



そして、初挑戦のタクアンも一緒にあけてみた。
できてる、出来てる、ちゃんとタクアンが。
白かった干ダイコンが、黄色くなったよ。


そして味は・・・
コレがまた、ぽりぽりぽりぽり、
家族全員でかじりまくり。
ボウズ、食べすぎ!


けっこう辛い仕上がりだったけれど、
ヌカ臭すぎたりせず、ダイコンの旨味も感じられる
やみつきの味だったよ。
ただ塩気からすると、もうすこし寝かせたほうが良さそう。


なんだタクアン、そうか!
これも来年度は増量決定だ。
家族全員、砂糖入りのはあまり好きじゃない。
干ダイコンの上に、ちゃんとヌカ漬けで砂糖抜きなんて
めったに売っていないんだもの。


もっと乳酸菌っぽさのある酸っぱいのは
どうやったら出来るんだろう。
仕込みはものすごく単純なんだけれど、
塩分とか、ヌカの量の割合、これは
味噌よりも研究が必要だなあ。


それから、心配していたこと、
干ダイコンをちょっと痛ませてしまった部分は、
やはり少しやわらかくなってしまっていた。
とはいえ、食べることに支障はなし。
もうやめられないね~~。


そうだ、そうそう、醤油漬けもやめられない。
その感想はたしかメモしていなかったよな?
唐辛子ユズ日高昆布、ユズ真昆布(粘り有り)の2種を
タクアン用の干ダイコンのあまりで漬けたんだ。
これがまた、12月はじめに仕込んで、1月半ばまで毎日たのしめた。
浅めのときから、そうとう漬かるまで、
そして余った漬かり汁をダシ醤油として使うまで、
オタノシミはずっと続いたヨ。
浅めだとちょっとダイコンの辛味の後味があって、
それはそれでご飯がすすむ感じ。
最近まで残っていたものは、刺激が少なくなるかわりに
調味量のような深みが出てくる感じ。
唐辛子入りのほうが安定していたかな。
でも、変化するからまた楽しいんだよなあ。


つぎは何かな。
増やすのはいいけれど、
問題は、置き場所か。
工夫せねば。
だって、やめられないもんね~。