花豆煮、砂糖ナシ、もんだいナシ!



昆布、煮るとやわらかくなる日高を食べやすい大きさに。
鍋にしいて、ゆでた花豆とゆで汁をかぶるぐらい、
落としぶたをして煮てみた。


ゆでた花豆とは、
ひと晩つけたりなどせずに、
ホーローの鍋でゆで、
しばらくそのまま置いてふやかした状態のもの。


水気が半分ぐらいになってきたところで
塩、天然海塩をパラパラひとつまみ投入(これはしっかりしたものを!)。
これで甘みが引きだせたみたい。


ドロッ、と濃い味ふうにしたかったので
最後にしょう油を少しだけまわしかけて煮切った。


ああ、煮豆、煮豆!
砂糖やハチミツなんて、なくて良いのね。
去年の花豆煮は、控えめにキビ砂糖を使っていたっけ。
それより、昆布と一緒に煮たほうが断然、おいしい。
豆の持つ甘みで充分だ。


豆は昆布と煮る、これ、
マクロビオティックだか精進料理だかからもらったヒント。
花豆はそれ自体、しっかりした味だから
とくにわかりやすかった。