やっぱり洗い方、でも精米ぐあいも



ひさしぶりにゆ~っくり米を仕込んだ。


ふだんは、次の朝たけるようタイマーで仕込むことが多い。
ほんとうは浸水時間にも気をつかいたいし
毎回、炊きたてを食べたいぐらい。
だからせめて、洗い加減、水加減はていねいにしたいのだ。


お米の状態をみながら
両手をあわせて少しずつ、
でもモタモタせずに洗う。
そういう行為は気持ちを落ちつかせる。
だんだん、すっとして
背筋が伸びるような気持ちよさがやってくるヨ。
パンをこねたり、ぬか床まぜたり、
そういうときを大事にすることは
祈りや瞑想と似ているって思う。


気持ちが良くなってきたところで気づいた。
精米の精度は、味や炊き加減にかなり影響があるに違いない、と。
あと選別も。
青っぽい未熟な米粒や黒っぽい健康でなさそうな粒があったり、
おそらく精米でヒビが入ってしまったり、
そういう粒が混ざっているんだよね。
今日はしみじみ眺めちゃった。


1キロから精米してくれるお気に入りの米屋さん、
精米の精度だけはあまり良くない感じなんだ。
けっこう、割れちゃったりしている。
すごく高温になるタイプの精米機だからかな。
新米か、時間が経った米かで、分づき具合も違っちゃうんだ。
設定の問題なのかどうか、わからないけれど。


もう、自分がどのぐらい米を愛しているか・・・
子が寝てからひとり薄明かりの台所で
なんでこんなこと考えながらうっとりしているんだろう(笑)。
おかしすぎて笑えちゃって、これまた怪しい姿だったのでは。


しかし、米の扱いはもっともっと探りたくなったのだった。