凝り方、熱中のしかた



米の扱いのことを昨日メモして、
その後、ふとんに入ってから
眠れずにイロイロ妄想。


子の成長をみながら自分の限界を感じたり
クセをみつけたりすることが多い。
自分は、何かひとつの物事に入れ込んだり
じっくり積みあげたりすることができない・・・
と、思っていた。
それがチョット違ったのかも、と。


自分のなかで消化して納得いくまでは
あちこち嗅ぎ回って情報や物をあつめる。
あるところまで納得がいくと、
ぱっと手放して忘れたり
深く考えることをやめたりする。
それを、悪い意味で軽い性格だと思って
落ち込んだりしていた。
こらえ性がないなあ、とか。


でもやっぱりコツコツしないと落ちつかない。
熱中できることが、シンプルなことなんだ、たぶん。
物事に対して、コレクターのような入れこみ方をしない。
凝り方が違うんだ。


学生時代、まわりに、マニアタイプやコレクタータイプ、
クイズ王タイプが多かったからなあ。
それにくらべて、自分は飽きっぽいのでは、、、
と感じてしまったのかな。


たとえばきのうの話のついで、米ならば。
銘柄博士になるより、
お取り寄せや食べ歩きをするより、
実は、目の前の一粒の米が
とことん気になるタイプなのかもしれない。


だいたい、料理の楽しみ方が、そうだ。
レシピをみてその通り買物をする料理は好きじゃない、
というより、ほとんどできない(笑)。
あるもの、手に入ったものをしみじみ観察、
お腹ぐあいや体の調子とも相談して
どうしようか考えることが楽しみ。
そして、食べてもらう人のことを想像するのも楽しみ。


ほんとうは、ていねいにじっくりやりたいのかも、何事も。
やたら出歩きたくなったり、食べ歩きたくなるときの衝動は
それができないイラだちから来ているのではないかなあ。
うん、イライラするときは
のんびりリラックスでおさまるタチじゃないことは確か。
とにかく体を動かして働くのが一番すっとする。
そのために頭も使ってね。


体感がないと納得できないということもある。
なにかはじめるとき、つい習慣で、習おうとしてしまっていた。
でも、習うよりも、目でみて頭でわかろうとするよりも、
一瞬でいいから濃い体験をするほうが良い。
そのほうが好きだってことは知っていたのにな。


なんだか、もうちょっと、という感じ。
妊娠するまえあたりのグチャグチャから
出産・育児を通して脱皮するまで!?
育児修行、効いてるね~。
まだまだ鍛えられたほうがいいな、こりゃ!