イタズラもバージョンアップ



第3期ぐらいか、
か~さんの認識する、
イタズラブームが、ね。


おとなしめの男子、と
どこでもいわれ続けてきたボウズも
ついにここまできたか、という・・・


ガムテープを一巻ぜ~んぶ使って、
玄関から廊下を通してリビングまで、
ぐるぐる貼付けちゃってさ、
「工事中で~す」だって。
紙のテープですから!
剥がしにくいですから!!


それが、ほんの一瞬のできごとだからさ。
ふっと気づいたらすごい光景で
エッ、なにこれ、目をぱちくり、なんだよ。


昨日のは、また、タチがわるいというか。
冷蔵庫前面、最下部のカバー、
下に水が溜まるケースの前についてる細長いやつを外して、
裏返しにして、電車ゴッコをするまでは良かった。
お船ゴッコになったりもして、
それは日常、よくあることだったんだけれど。


洗濯中、なんか静かだな、どこ行ったんだ、と思ったら。
お船だったはずのソレをベランダに持ち出し、
自分のスコップも持ち出し…。
熟成中の園芸用土を!!
その中に入れて!!
水までかけて!!
「ここに○○うえたからね、お水かけて、
 それでね、こうやって、おさえるといいんだよ」
とかなんとか、ぶつぶついいながらさあ。
ソレは、植木コンテナに変わっていたんだ。
ドロドロですから!!!



こういうのは、これまでなかったなあ、と
か~さんはじっと観察しちゃったよ。
じゃましちゃいかん、と(笑)。


そう、こういうイタズラは、全然ハラがたたない。
後で片づけるのは苦じゃないんだ。掃除好きだし…。


1歳ぐらいで、片っ端から引出しの中身出してた頃も、
「しめしめ、しばらくおとなしいぞ」なんて、
その隙にひと息ついたり、用事すませたりしていた。
なにしろ、ひとり遊びやひとり探索をなかなかやらない、
ひっつき虫だったしねえ。


だんだん、予測がつかなさすぎて、おそろしくもなってきたが、
まあ、どんどん好きにやってくれたまえ!
もっと勝手に離れて遊びに走ってくれ、外でもな!(笑)




自分が育児でイライラするとしたら、まとわりつかれて、
自分の仕事のペースを乱されることだなあ、という確認もしたよ。
それは、ムキにペースを貫こうとせずに、
力を抜く余裕があれば乗り越えられるんだよね。


あと、あんまりにも自分から向かって行かずに、
「どうやるの?こう?こう?こうやって?」と
いちいち尋ねられたりする面倒くささがあるかな。
そんなにやりたければ、
もっとグイグイ自分から向かっていけばいいじゃない、
壊してもいいから、イロイロ試していいよ、という感じ。
これは、ボウズの質を考慮して、忍耐強く待たねばなるまい。


ボウズの様子に刺激される、自分の中にあったものが、
浮かび上がってくるんだよねえ。
どうイライラするか、なんて見つめはじめるとね。
こういう余裕は、1歳代のころにはなかったかもな。
それで、イタズラみたいなことは、
自分も結構好きで楽しいってことかな。
ふふふ。