子どもたちだけの時間を・・・
小ずるかったり、いばったり、
年下にゆずったり、どうしてもゆずれなかったり、
その加減がどんどん、かわってゆく時期。
やっぱりもう、ボウズもいよいよ、
子どもたちの世界に集中する時間が必要だ。
「どうして○○ず~っと行ってるの?」
○○とは、なじみの親子教室のこと。
おお、核心をつく良い質問!
昨日の、おかあさんたちの会話を聞いていたんだろうな。
ごまかさずに、か~さんの思惑に引きずらないように、
正直にその疑問から話をひろげてみた。
「もっとずっと○○行きたいな~」は、
一番の仲良し☆ちゃんと、
もっと一緒に遊んでいたいということ。
「なんで、☆ちゃんは××幼稚園なの?
××幼稚園ってなに?
でも、××幼稚園、好きじゃない。
あの幼稚園だけが好きなの。」
その奥の気持ちはわからないし、
自分が誘導する気持ちがどれだけうつっているのかも計り知れないが、
いやにはっきり言う。
「じゃあさ、☆ちゃんが××幼稚園にいくあいだ、
ボウズは、クリスマスに行った幼稚園に行ってさ、
で、そうじゃないとき、一緒に遊べば良いんじゃない?
もうすぐ4歳だし、○○の教室は、おしまいにしようか。」
それで、円満解決。
いや、ぜったいに、大人たちの会話は影響しているし、
か~さんの気持ちもくみとっているに違いないし、
ただ調子良く、会話ゴッコにあわせている部分もあるだろう。
それでも、なんでも。
「うん、そうだね、そうする!」のキッパリさと、
遊びっぷりの変わりように、
少なくともか~さんの気持ちが固まったからOK。
様子をみてあせらない姿勢ながらも、
方針は決めておけるような話になって、
どうするかずっと気になっていたモヤモヤに
ひとつ区切りがついたなあ。
先生にもひとこと相談してみたところが、これまた、
そのボウズとの話の流れにピッタリの回答だった。
それはつまり、自分の中で、
実は決まっていたということなんだよね。
途中でも、そのまま正直に、いったん投げ出して反応を感じてみたり、
自分の中にあるものを、他人から形にしてもらって気づかせていただくこと、
それも、閉じないで、立つ、ということ。
そういうふうになっているんだ、
よけいな力をかけなければ。