いちばん食べたいものから



好きなものは、ちょっとはじによけて、
あとでゆっくり食べよう、
そっちのタイプだった。


それをやると、ボウズが先に
み~んな食べちゃう(笑)。


目についた「今」食べたいものに
1点集中でむかってゆくボウズ。


せっかく大好きなものを目の前にしても、
雑念にふりまわされ味わえない母…。
先に整理したり、あたりを片づけたりしたくなる母…。


「今」をいちばんに感じないと、
目の前の好きなものは、雑念にぼやけた隙間から
こぼれていってしまうよ。


いちばん、という自分の「気」と、
そのものの輝きのピークが出会ったら、
その瞬間にしっかり見合って、
むすびつかなくちゃ。


いちど脇によけてしまえば、
大事にとっておいたつもりのものは、
自分に向けていてくれた輝きのからぶりに疲れ、
くたびれてしまうかもしれない。



やりたいことがあるのに
やらなくちゃいけないことを先に片づけるのも同じ。
やりたいことは、「今」やりたいことで、
あしたのいちばんは、違うかもしれない。
やらなくちゃいけないことは、永遠になくならない。


「やりたいことより片づけること」に、
みずから、「気」を向かわせている、と
夏休み気分の日々の中で、気づいたよ。


その裏には、不安がある。


今は、その不安の質なんかにフォーカスしないで、
ただやりたいことに「気」を向けよう。
ボウズの食べっぷりをみていて、
ますます、そう思ったんだよ(笑)。