まだ欲張りだったか



相方多忙につき、単身の予定をやめることに。
そこに犠牲心はなく、なんとなくそうしたかったからなんだけど。
家族一緒にいたいから、というわけでもなかった。
落ち着きたいというか・・・。



寝坊してきた相方に、家庭でできるお手当のあれこれを
ひととおり施すと、なにか清々しい感じに。
ボウズは、ちょっと退屈して文句たれるんだけど。
ひるまずに黙々とやっていると、
そのうちあきらめて(?)、
側でひとり遊びをはじめるようになったしね。


外に、お手当の練習にも行きたいと思っていた今日。
でも、練習もまずは、これでいいんだよな、
これがやりたかったのかなぁ、とひとつ思う。


しかしまだなにか落ち着かない。
しばらく二人が外に出てくれたので、
まずは気になっていた書類を片づけ、
さてどうするか、とソファにもたれかかると、
あれあれ、たちまち眠気が!
何もする気にならない…。


あじゃあ、ちょっとだけ横になってみて、
それから、読みたかった本でも読むか、と思ったら。
そのままこてん、と寝てしまった。


起きてハッとしたよ。
あれまあ、また、思ったよりくたびれていたか、と。
そして、気も張っていたんだな、と。


仕事が詰まっているときだとか、もっとさかのぼると、
試験の前だとか、やるべきことに追われているようなときには
ガンガン、ヤル気モードでフル回転しちゃって、
自分が疲れているなんて、少しも思わずに突っ走るタイプだった。
で、色々が落ち着いてやっと休める、というときに、
必ずといっていいほど、熱を出したり、
どこか痛みはじめたり、バタン、と倒れるようなことになる。
さらに、それでもまだ、あきらめきれずに、
「くっそぉ~、なんでだ、おかしい、悔しい!」
なんて、自分の疲れを認めてやらなかったりするんだよね。


そういうところ、まだまだ、しみついたままなんだろうなぁ。
ゆっくりできそうになると、わざわざまた隙間を埋めるように、
なにかやることを探してしまう感じもある。
だいぶ落ち着いたと思っていたんだけど、
まだまだ、欲張りなんだろうな。
貧乏性というかなんというか・・・
自信がないというかなんというか・・・


もうすこし、ひとつずつ、そぎ落としていこうっと。