ひと皮むけた



手の皮が薄くなったような不思議な感覚。
足の裏の感じも違う。
土踏まずのへこみが、やわらかに少し深くなったような?
いつものカラダほぐしの最中、足の裏を触りながら、
その突然の違いに驚いた。


連休明け、集団カラダほぐしの集いに参加した前後から、
だるくてだるくて仕方なかった。
それが週明け、親子教室に行った後ぐらいから
フッ、と軽くなり、それだけでも、
何か抜けた、という感じがあったところ。


昨年末にギックリ腰をやって以来、
自分のお手当強化月間はつづき、
その波がひと段落したのだろうか。


それを確かめたくて、お手当の集いに急遽参加。
はっきりわかった。
カラダが変わっていることが。


まず、人に手をあてられると、
たちまち身をゆだねるモードに変わる。
まわりで子達がはしゃいでいようが、
おもちゃがぶつかって大きな音をたてようが、
我が家のボウズが自分から少しも離れず横に寝ていようが、
お構いなしでスイッチが入る。


お手当にあまり慣れていない人が
遠慮がちに、たくさん「?」を持ちながら触れても、
カラダのほうが勝手に調整をはじめているようだった。


自分が手をあてる方は、これまた、
まったく離れないボウズをひざにのせたままだったが、
うねるような相手の「気」のようなものを
まるで画面でみているように、感じられたんだ。


カラダが、覚えたんだ。
手や足の裏が変わった感覚も、気のせいじゃない。
カラダで覚えるということ、
意識とカラダ、心とカラダ・・・
言葉にできないけれど、
なにか一段、つかめたみたい。
それこそ、カラダで。
これも育児道中のおかげさま。