ちょっと下の初参加の子をみて



週1回通っている親子遊び広場の番外編、わらべうたの会へ。
番外編といっても、何度も遊んでいる場所と先生、
おなじお友達親子も数人という環境。
さいきんは「あした行くよ」というと楽しみにするぐらいなので
部屋の前に来たときからもう遊ぶ気マンマン。


いつもと違う先生がひとりいても、
余裕で振る舞っていた。
その先生が持って来てくれた人形にも寄って行って
「これなあに~?」なんて聞いてみたり。


もう知っている慣れた歌には
振りだけでなく、声も出るようになった。
新しい歌も、すぐに振りはマネをする。
わらべ歌、とくに大好きだもんね。


今日はじめてだった子が
部屋に入らないといってグズり、
入ってからも抵抗して逃げ出そうとし、
その後もしばらくバタバタしていた。
ずっと抱っこのままだった子も。
みんな成長していくんだね。


ボウズだって、部屋に入ると「だっちょ、だっちょ!」で
ず~っとか~ちゃんにしがみついていたのになあ。
オッパイばっかり飲んでいたりしてさ。
電車に乗って行くまでのことがあるのだろうか、と
抱っこしっぱなしの凝り固まったカラダで
か~ちゃんもトボトボ考えたものだった。


それでもやめなかったのは、
そこでの遊び方がとても気に入ったのと、
ボウズが、しがみつきながらも
じ~っと観察していたからだ。


か~ちゃんが自分の仕事につきあわせてばかり、
そのために忙しくて相手をしてやれないこともあって、
このまま3歳も一緒にいたらどうなのか?
なんだかんだ建前みたいなことをのぞくと、
来年の過ごし方を選ぶことに迷う理由は
そこにつきるのだと思う。


でも、そんなときは、子を見よ!だ。
ひねくれずに育っているではないか。
他人との交流も、とくに目立って心配することはない。
遊びかたもたくさん知っている。
連れ回しただけあって・・・
か~ちゃんが他の人と接する姿は色々な場面でみているから、
「ありがとう」「ちょっとごめんなさい」なんて言葉も
どんなときに使うか、いつのまにか覚えていた。
順番なんていう概念もなんとなく身についている。


もっといろいろ、どっぷり落ちついて遊びたい。
そのことだけは忘れなければ、過ごしようがあるはず。


じっと観察していた子の育つ力をみていたい。
自分の子だけでなく、同じ年頃の子達の力も一緒に。
そのか~ちゃんの我がままを選んでもいいだろう。
そのことでついてくる煩わしさに責任を持てば。


どんな道をとったって、良い面と悪い面がある。
ただ自分で決めて、覚悟するだけだ。