どう暮らしたいか



今日はラッキーだった。
朝に思い立って参加した
幼児保育グループの活動にて・・・


ムカゴが生で食べられると知った。
生でもネバネバもっちり、はじめの歯ごたえはシャリッと。
ぜんぜんアクも感じず、天然のスナックというふうだった。


もうボチボチおしまいね、というヤマブドウ
ボウズが口を真っ赤にしながら夢中に。
すぐに見よう見まねで、タネや皮は
ペッペッ、と吐き出しながら。


「おっきいカブだね!」とか言いながら
冬瓜の収穫も見守った。
「これはまだちいさいね。」とは、
収穫しなかったものをなでながら…。


天日干しにしてあったトウモロコシ、
今度ポップコーンにするから、と
みんなで粒をはぎとるところもみることができた。
「トウモロコシ食べたい!」とボウズ、
もちろん言うだろうと思った!
だけど、これは今度お祭りで使うんだって、
このままじゃ食べられないんだよ、と言うと
意外とあっさり納得。
ブドウがあったからか?
でも、「おまつり行きたい!」


おやつには柿が。
とろ~り甘くて食べごろの。
オニギリも、芋リンゴケーキもいただいて
そのあと持参の弁当もペロリ。
夢中で遊んだからか、
“ みんなと一緒 ” の魔力か!?


ぜんぶちぎってそのまま洗いもせず、
砂あそびをした手のままで食べた。
ちょっと大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんが
「これはね、ぶどうみたいだけどね、
 ヤマブドウっていうんだよ。
 上のほうのおっきいのが甘いんだよ。」
だとか、いろいろ教えてくれたり
ひとつぶ分けてくれたりしたんだ。


「なんでついてくるの~?」と聞かれたり
砂だんごをみせてもらったり、
いきなり手をひかれて、
ニワトリをみに連れていってもらったり。


教育なんて、こんな賢い子どもたちにはいらん!!
・・・涙が出そうなぐらいまぶしかったよ~。


近所のおじさんが、何も言わずに
剪定バサミを持ってきて収穫後の始末を手伝ってくれるのも
大きい子が小さい子を車から守ろうとするのも
誰かが泣かしちゃった子を他の子がなぐさめるのも、
すべてが、日常の学びの現場。


か~ちゃんも、そんな中だと
すごく自然に振る舞える。
だから子達もよってきてくれる。
どう接しようか、なんて考える間もなく
ただその場にいる仲間として、一緒に過ごせる。
ボウズも、ボウズなりに、その中にいた。
お弁当を食べるころは、寄って来たおねえちゃんに
自分から話かけていたんだよなあ。


そして帰ってからは、落ちついてひとり遊びも。
「さきに電車あそんでるね!」なんてさ、
か~ちゃんが家事をするあいだ、しばらく勝手にやっていた。
せまい台所の足下にオモチャを持って来たり
鍋やらヤカンやらをつぎつぎ引っぱり出したりはしたけどね~。


みんな、家の近所で、
こんなふうに育ちあえたらいいのに。
大人も、子どもも、動物も、植物も一緒に。