久々の専門書


年末ぐらいだったかに
衝動買いした分厚い本に
やっと手をつけた

ここのところ
小説をたくさん借りて
同じ作家の本を
たて続けに10冊ぐらい
読み進めたところで

・・・
飽きた(笑)

が、その
とても読みやすい
小説たちのおかげさまで
読書に向けるエネルギー感覚が
少し若い頃に戻った・・・?

というかなんというか、

活字を追うことに
カラダが慣れて

翻訳の、少し読みにくい、
日常あまり使わない言葉も出てくる
字の詰まったページにも
それほど抵抗なく
いけるようになった


パッと手にとる本は
だいたい
カラダが求めている
というか
その時の自分と
どこかで共鳴している

が、それに頭や気持ちが
ついて行っていないと
読み進めるのが難しい


もし、速読のようなことをして
読んだとしても

カラダとココロとアタマと、
つまり自分の全てが
ちゃんとつながっていないと

けっきょく
それで取り入れた情報は
すぐには生かせないだろう


読んだ体験の記録は
脳のどこかに残るだろうけれど


わたしはどうも
そのあたりが頑固で

そういう方法があると
知っていても

気持ちが乗ったときに
マイペースで
ひとつひとつ
カラダとココロで
確かめながら
というような方法が
心地いいから


ピン、ときたのに
しばらく放置、
みたいなこともよくある

それで、後になって
ああ、あのときは
そういう風に共鳴していたのか、
と気がつくことも
多々ある


そして、今なら
速読のような方法を
身につけたとしても
大丈夫だとも
感じている


学生の頃に専攻していた
専門分野に通じる
その、最近の本は

序章を読んだところで


あ、もう
本当にここに行くしかない

もう寄り道は
できまいよ


という予感に満ちて


ついつい

どうしてもっとはやく
そこからはじめなかったのか

なんて
くたびれたり
しそうになるのだけれども


そんな風に
酔っ払うことも

もはや
できないのですね


たちまち
笑いとばして


いや、

ずっと
やってるじゃない

マイペースで!(笑)
行きつ戻りつ確かめながら


・・・と
すぐに戻ってくるので

寄り道はもう
おしまいなんでしょうか


たのしかったなぁ
寄り道!


あれ?

こんなこと
書くつもりじゃ
なかった気がするのに(笑)