エゴと自立
ものすご~く、けんめいに育てたリンゴが
立派に育っていたのに
台風が来て収穫前に落ちてしまった。
何が悪かったのでしょう?
“ 自分のせい ” “ 自分が悪い ” と簡単に思うのは…
「エゴ」もしくは、「恐れ」だ。
ワケのわからないものとつながっていることを
否定しようとする、閉じていく行為。
自分の内に入ることとも違う気がする。
もう収穫できるぐらいに育っていたのに
“ あと一日天日にあてたらツヤが増す、
そうすれば単価が100円上がるかも… ”
たとえば、そんなふうに考えて
天気が変わる兆候があったのに
収穫をのばして災害にあってしまった、
そんな場合は、また別のエゴなのかもしれないが。
謙虚、って…?
ただ「立つ」、それだけのことも、
カラダは、まわりの色々なエネルギーと
調和することで維持しているんだよな。
自分で立っているけれど、
自分だけの力で成立っているわけではない。
土にも水にも触れず、
口にするものも全く知らない他人に頼っていると
そんなことをなかなか実感できないけれど
「育てる」という行為をとおせば
否応なく気づかされる。
そんな気がしてきた、もうすぐ3年の育児道中。