転換点から次章が動きだすとき

モーターが重くて
ほかに何も問題はないのに
かみ合わない。
うまく、まわり出さない。


何かが、
絡みついているからだ。


しがらみとか
未練とか



きっと
そういった類の、
もう、
なんの役にも
立たないようなもの。


でもそれも
燃料にはなる。


だから
着火はする。



軽快にまわりだすには
まだ重い何かを
置いていかなくては
ならないようだ。


そして
それに気づいていないようなとき
事件はおこる。