そのままでいることのうつくしさ



子たちだけでない。
側にいると、あらわれるような気持ちになる人がいる。
そのとき、そのひとは、そのひとそのままなんだなあ。
こころから、芯から、動いているんだろうな、と思う。


いま、子たちの側で学ばせてもらっている自分には、
少なくとも会社で働いていたころよりは、
全身の感覚が敏感になり、こころとからだもつながっている。
そういうふうだと、言葉の説明とかではなくて、
その人のたたずまい、その場のたたずまいから、
丸ごと感じてなにかを受けとっているということが、
よくわかるんだ。
それこそ、説明できないんだけれど。


子たちは、もっともっと、
そういうふうに世界を感じているんだよね。
丸ごとの体験からすいとって、学んでいるんだよね。


子のかたわらにいるからには、
こころから、こころして、立っていたいものだ。
芯と動きがバラバラになっていると、
まわりにまき散らす波動も、バラバラ。
落ち着かなくなるよね、そんなところにいると。


うつくしいということは、
そのままである、ということだ。
うつくしいものは、共感をさそう・・・