ハナたれにもプライドの2歳



『オハナ、でちゃった』と言ったり
自分でガーゼやティッシュを探して勝手にふいたり。
はじめてだ。ハナたれ、いつぶりだろう?
2歳初なのは確かだ。


あたらしいのは、それだけではないんだ。


ハナの下カピカピが痛いのか、
ぴろ~んと伸びる鼻水を拭ききれず、なにかもどかしいのか、
つねにハナたれな状態にやりきれなさを感じるのか・・・


自分でハナを拭いた後、または、か~ちゃんに拭いてもらった後、
なぜかナナメをむいて
“ バイバイッ ” と言ったまましばらくうつむいていたり、
壁のほうに寄って行ったりするんだよな。


なにやら屈辱感のようなものを感じている様子。
きちんと感じとって受けとめてあげられないから
余計、複雑な心境になるみたいだ。
ゴメンよ! アホウなか~ちゃんで。


ちょっとめんどうだなあ、と思っているのも
きっと通じてしまっているに違いない。
ハナを出して立派になにかと闘っている小さなカラダに敬意をもって、
感謝して、もっと大事に観察したり、耳を傾けるところかもなあ。
・・・とは、思いつつ、態度を修正できないままの今日だった。
反省。気づいたらすぐに態度を改めたいゾ。


か~ちゃんが、なにかそういうことに気づいてあげられたときって、
急にぱ~~っと笑顔ではしゃぎだしたりするもんね。
伝わらないもどかしさや、表現できないもどかしさ、
思ったように行動できないもどかしさ・・・
そういうモヤモヤでいっぱいの、育ち盛りさん。


ここで、じっくりつきあえたら。
か~ちゃんも何か、ぱっと殻をやぶれるんじゃないかなあ。