どこかで別の僕が

それは幼い頃かもしれない
あの、ちょっと、
苦しかった若い頃かもしれないし
もっと大きくなって
社会、を背景に
ジタバタしていた時かもしれない


ちゃんと
鍛えられて応えたり
なぜかわからないままに
立ち向かってもがいたり


そんな時もあったし
これからもどこかで
あるのかもしれない


それも、一部、
自分の一部で
全部の一部


つながっているから


そうではない時に
わざわざ
頑張ることなんか
ないのかもしれない


ゆるくいられるなら
笑っていて
思いきり、今、
持っているもので
触れることを


そのままに