何度も姿をかえてあらわれる・・・

こんなにたくさんいるのに。
幻のようなのは。


全人口に対したら、
実際に出会ったそういうひとは・・・
というと、
手で数える以上だとは言っても
それほどでもない。


本当に?
って思うのは


隠す必要があって、
隠すのが上手なのだろうか。


知っているけれど
表に出していなければ・・・


あるストーリーの役を
没頭して演じるように
生きていたならば
その役そのもののように
本気に言動が変わって
その間は他のことは
忘れてしまう、
というように
その間は
つながりも
意識にのぼらず
弱まるような感じに
なっているのだろうか。


自由に行き来できるようでは
ないのであれば
そこにはなにか
ストッパーのような
扉のような
仕切があって
ちょっと力や知恵が
いるのだろうか、
そこを、通るのに。


物語でいえば
呪文、のようなものだったり
アイテムだったり・・・


そのほうが、
ちょっと
面白いから?


・・・
だとするならば。
もうそういうお遊びも
面白くもない、
とするならば。



ストッパーを、
外せばいいだけ、
なのかも、しれない。


ストッパー、
大事だったから、
まさか外すなんて、
外し方なんて、


古い携帯の
暗証番号なんか
忘れちゃうみたいに、


毎日使ってたようなことでも、
ちょっと、
必死で思い出さないと、
メモなりなんなりを
めちゃくちゃ探さないと、
出てこないのかも、
しれなくて。


ただ、急いで!
って時にたぶん、
それはあらわれる。


思い出す鍵、
みたいなものが、
何度でも。