道は無数にあって、みえてくるのは腹にすえたものから

どこにいっても
何かが違う


誰かが
やってくれるわけでは
決めてくれるわけでは
ないのだ


くつろぎに行ったわけではないけれど
なにかをみつけに行った


みつかったのは
自分の腹には
それがない、
ということだった


その在り方はなくて、
でも、
扱っているものは
とても好きだという、
だから、
その在り方では
いられないのだ、
という、
自分のふつうを
誰かを通してみつける、
そのための出会い


みつかったのは
『違い』


消えない違和感が
どこからくるのか
今また、
確かめたかっただけだ


違和感に違和感を重ねて
なんとか中和して


次の答えあわせへ


それは
わからない、
という
答えあわせ


そのままを
伝えられる場であるけれど
それ以上ではないという確認


それは化学反応のように
変化の可能性は残している


自分がなにを出すのか決まれば
それは動き出す