すてきな菌たちとの暮らし



つくった、つくった。
大豆2キロ、たっぷり煮てつぶしたよ。
煮具合もつかめてきたから、つぶすのも楽だった。
バレンタインと旧暦正月前日のお祭りデーだから、
ケーキも焼いて、パンも仕込んで。


冷蔵庫で少しお休みしてもらっていた酵母をだすと、
味噌づくりの最中に、お休み前よりずっと盛んに
ぷくぷく泡がではじめた。
刺激されているのか!?


甘味料は玄米甘酒少しのみ、油脂類ゼロ、乳製品も卵も入っていない
ドライフルーツのパウンドを焼いたら、
重曹をほんのちょっとしか入れていないのに、
これまた、ぷく~~っとふくらんだ。
ナゼ!?
ドライフルーツの類いを、玄米甘酒と水に浸して
味噌づくりの最中に寝かせていたことも、
ちょっと関係あるのかも!?


だいぶん前になるけど、卵とかバターとか使ったパウンドをつくっても、
あんまり上手にふくらませることができなかったのになあ。
(きっちり計ったりふるったり、がニガテだったんだけどネ。)
しかも今なんて、オーブンレンジとか持っていないから、
なにかのオマケでもらったオーブントースター使っているのになあ・・・。
パンは、無水鍋にオーブンシートを敷いて焼くのに慣れてきたから、
ケーキもやってみようか、という気になったよ。


まあなにより、たぶん、
生きものを扱っているという、
自分の感覚と心構えが変わったのね、きっと。
パンのこねかたも、そのときどきの酵母の具合や、
使う粉の種類によって、なんとなく手の動かし方が変わる。
その「なんとなく」って、言葉で伝えられないんだよね。
てっとりばやく修得することもできないんだよね。
それぞれの人の感覚は、自分で育てるしかないんだなあ~。


元気な菌のみなさんに
そんなことをまたたっぷり教えていただいた、
もろもろ仕込みデーだった。