2009-04-15 運び屋 育 カラスノエンドウのちいさなサヤを「お豆もらうね」とひとつ、ちょうだいして大事に持って歩いていたボウズ。口にくわえてみたりしながら、飽きずに持ちつづけていた帰り道、突然、しゃがみ込んで言った。「オハナさんにさぁ、おまめ、あげようか?」歩道脇の植込みの中をのぞいて、おまめをあげるオハナを探している。サヤをほぐして、中から豆をとりだしたら、すこしずつ、それをまいていた。そういうふうに植物をちぎることもたびたび、小石なんかも持って来ちゃったりしているが、種の運び屋さんになっていたのかもね~。