ほんとうの新米



いつもお世話になっているお米屋さんから
新米優先販売のお知らせがきた。
さっそく、いそいそと出かける。


新米といっても、市場に出回るまえの
ほんとうにホヤホヤなのだ!


米は、一年もたせるために乾燥させる。
その乾燥を、一年もたせるまでの強さでなく、
すぐに食べる程度に抑えたものなのだ~。


白米・玄米・5分づき、
それぞれをありがたく味わっている最中。


これがもう!
分づきがとくに、全然ちがった。
(玄米はこれからのオタノシミ、ふふふ)
香る新米とはこのことか、というふう。
あまりに良すぎて吟味できなかった。
記録できない満足度。
もりもり食べすぎずに、イッパイになったしね。
新鮮な米って、農家の人が食べる新米って、
コレだったんだなあ!!!


ひさびさの白米も、時間がたってもツヤツヤ。
炊飯器の保温にも耐えまくり。
つぶれないんだ、べちゃっとしないの。
ぷっくぷく、だけど粘りすぎない。


初栗が地場野菜屋さんに出ていたから
ゴロッゴロの栗おこわも炊いた。
旬のものの力をわけていただく、
ほんとうに、いただきます、のゴハン
栗の皮むきを子にも手伝ってもらった。
そういうことで盛りあがって、
それがまた隠し味になるんだよなあ。


限定販売だから一回ずつぐらいのオタノシミ。
ああ、なんて贅沢なんだろう、
こういうことがイチバンの贅沢ゴハンだ。
もっと食べたいという、いつものいじきたない気持ちが
不思議とおこらないんだ。
ありがたく、良い気分にさせてもらって、
また来年の恵みを待つ、そういうものかな。