パン種経由のリンゴ酵母パン焼けた



鉄のちいさなパン焼き器で焼けた!
南部鉄器の『タミさんのパン焼き器』というやつ。


かれこれ、3ヶ月ほど前に仕込んでいた
リンゴ酵母の元種で。
フタをあけたらなんともいえない良い香りで
酵母の強さを確認できた。
これは・・・と仕込む段階から楽しみだったんだ。


自家製酵母パンのいいところはやっぱり、
きちきちっと既存のレシピ通りに計ったりせずとも
様子をみながら、念じながら(笑)で
うまく焼けるところだ。
まだ数回しか試していないくせに
エラそうに言えないけれどな!


お菓子づくりの何が嫌いって、
レシピ通りにきっちり材料買って用意して
計ったりふるったり温度に気をつけたり、
これをちょっとでも間違うと
なんだかうまくない・・・
と、思い込んでいたところだった。


自分の感覚で、テキトウに素材とつきあえる、
これはしっくりくるし楽しい。


しかも・・・今日のは、
大好きなお店のパンぐらい、美味しかった。
ちゃんと、自家製酵母パンの食感と後味だった。
こんなのが、ほんの少しの手間でできるとは!


リンゴ酵母液と全粒粉、粉を混ぜて発酵させた元種に
ぬるま湯を少し加えてゆるめ、粉と塩に加える。
はじめは菜箸をつかって、ぬるま湯を数回に分けて加え、
まとまりそうになったところで、こねる。
水の量やこね具合、あまり神経質にならずとも大丈夫。
子にもちょっとだけ触ってもらったりしながらね。


ひと晩で2倍になった生地を8等分に、
こんどはちぎって軽くころがすようにしながらまとめ、
鉄の丸いパン焼き器の中に仕込む。
これで2次発酵へ。
お湯をわかしたあとのガスコンロの上に置いて
ぬれ布巾とシャワーキャップをかぶせた。
偶然なんだよな、、、隣で湯をわかしていて、
お、これは良さそうだ・・・とやったこと(笑)。
そうしたら、ほんわか湿り気と余熱でふっくら。
3時間ぐらい置いたかな。
これまた、2倍ぐらいに。


弱火でジワジワ、といっても、
片面 10 ~ 15 分ぐらいだから
あっという間。


これなら、面倒くさがりでもできる!!
酵母さえ育ててしまえばいいのだ。
うふふ、あはは、やったやったあ。