酸っぱくなってきたナシ酵母の、サツマイモとレンコン蒸し煮を試作、もうとまらない~~



すっかり、ヒビコレ酵母観察日記になってきた。
だって、ずっとながめていたいぐらいなんだもの・・・


冷蔵庫から出して六日目の昨日夕方、
炭酸っぷりは朝とかわらない勢い、パチパチしゅわしゅわ~~。
でも味は、酸味が急激に増していた。
ナシではない、もっと酸っぱい果実の
炭酸ジュース、砂糖なし、というところ。
後をひくような雑味はなく、
ちょっととがった感じだった。
かおりも強い。


どんどん、変化してる。


七日目の今朝は、フタを開けるとまだプシュッというけれど、
パチパチの勢いは昨日より少し落ち着いた。
あまずっぱいかおりがぱ~~っと、立ちのぼる。


これ以上進んだらダメだ、と次の料理に使うことに。
午後になって、朝よりまた炭酸の勢いは弱まり、
酸味と旨味とかおりのハーモニー、
まあるくまとまった感じになっていた。


レンコンとサツマイモの乱切り、
ナシ酵母液をうすくひくぐらい、ルクルーゼに投入。
フタを閉めて、蒸し煮にしてみた。
レンコンがもっちりねばってきたところでひと混ぜ、
そのまま冷めるまでフタを閉めたまま。


調味料はいっさい加えない状態で味見してみると、
酢とみりんとダシで含め煮にしたような、
さわやかだけれど後をひく絶妙な風味だった!
レンコンを酢で煮るより、
サツマイモをレモンで煮るより、
もっとやわらかい、甘酸っぱいけれど滋味あふれる感じに。


でも、ちょっとナシ酵母をけちったかな。
まだ変化を楽しみたくて、、、
かぶるよりは少なめ、ぐらい入れてもっとじっくり煮たら、
ほくほくさも増して、サツマイモとレンコンの絡み具合も良くなるかも。
そして、塩をひとつまみぐらいふれば、
もしくはしょう油を小さじ1ぐらい、最後にまわせば、
常備菜やお弁当のオカズにぴったりのメニューになるな~~。


鶏肉やシイタケも一緒にしょう油で煮てもいいけれど、
ナシ酵母の旨味を堪能しつつ秋の味覚を楽しもう、と
シンプルな蒸し煮を選んでみた。


材料の切り方や、煮方、研究すれば
酵母液だけでもイロイロな味わい方が考えられそう。
調味料から味見して、素材との兼合いを想像するタノシミ!
やめられないな、こりゃ。



夜に味見をすると、また穀物のような香ばしい後味が。
それって・・・酢だ! そうだ、あれだ~~~。
こんどは、マリネとか、和えものとかもいいな。


大きめのナシだったから、一個使わなかった。
あとで酵母ネットをみたら、
ナシは皮と芯だけで充分、酵母がはたらくということだった。
液につかっている身の部分は、まだピンピンしてるもんな。
それで、500mL 入るビンに水だけ足して、
こんなに毎日楽しめるなんて・・・。


皮も芯も、捨てたらもったいない、
イノチが、エネルギーが、たくさん詰まっていたんだなあ。