うかたま　～食べることは暮らすこと～

ひさびさに定期購読しようかと思う雑誌に出会った。
季刊誌で、２号が出たばかり。
『社団法人　農山漁村文化協会』発行の“ うかたま ” という雑誌。

なんたって、タイトルについてるコピーが
『食べることは暮らすこと』なんだもんね。

わたしの生活の基本姿勢が、とくにいま、
“ 食べることは生きること ” ぐらいだから、
もうドンピシャ。

独自のネットワークが生きてるのか、
郷土料理のこととか、取材がよくって、
さらに突っ込んでみたくなる
興味深いトピック満載。

１号では朝ごはん、２号でお弁当の特集がメインで、
一般のいろんな人のものをとりあげてるのも楽しめた。

巻頭の記事が『ブラウンズフィールド』中島デコさんと女優の水野美紀さんの対談なのだけど、そのなかで、そうなの、そうなの、と最近つくづく思っていたことが。
『生産現場にかかわって、自分で命を育ててみること』って。

食いしん坊がすぎてくると（笑）、もう、ぜったいそこに行きつくのでは？
自分はちょびっとでも、ミニトマトでもシソでもなんでもいいから、
とにかく自分の食べるものをつくりたくて仕方なくなってきている。

日照時間がイマイチのマンション暮らしでもできることがあるのでは？　と
かな～り、本気で考えようとしていたところ。

だいたい、スーパーでカタチの美しいものを選んでしまうのは、
つくられるところを知らないから、ではないのか。
どんな風に育つかもしらないし、誰がどんなところでつくってるかもわからないし、
どうやって運ばれてきたかも、なにもかも、知らない。
それを口に入れ、カラダに取り込もうっていうんだからな！
見た目で考えちゃうよなあ！　当たり前だ。

そんなことも含めて。
あんまりにもいろいろ感じるところがあるので、
もうとにかく、まずはプランターでもはじめるしかないゾ、と。
そこへ、“ そうだよな～～ ” のお言葉。

そして弁当づくりの、
制限のあるなか工夫するおもしろさに燃える日々を過ごすなか、
「お弁当特集」が。

やられちゃったヨ。