何度でも、自分と知り合いなおしながら

自分のことがわからないのは
相対的なところもあるし
持って産まれたもの、的なこともあるし、
でも、やっぱり、
持って生まれたものも、
今生きている時代で
今いる環境で
それがどんなものになるのか、
っていうのは
そのときに知るものですね。
ある環境で
自分を知った、わかった、
と思ったとして、
その印象が強すぎると
違う環境に行ったときの自分は
ついうっかり、
わからなくなったり
するものです。
自分を知る、
なんてことにも
こだわりすぎると
ロクなことがない。
どうやっても変わらない自分を
どんなふうな状況のもとで
どんなふうに動かしたいかは
選ぶことができますが
それがどんなふうにみえるか、
それをすべてコントロールすることは
自分の仕事じゃありません。
手放すなら、そこです。
すぐに変わりますよ。
その場の評価もね。
あくまで、自分の軸に、
誠実であってください。
自分の軸がわからなければ、
いろいろな事や物や人に
ぶつかってみればいいです。
何をやっても変わらない頑固な芯が
誰にでもあるものです。
それです、はじめの鍵は。
それさえ持っていれば、
どこにでも行けます。
嫌なことが起こったら、
嫌いな人に出会ったら、
そして、どうしても、
それと関わらなければならないのなら。
軸がぶれているというよりは、
頭がぶれているんです。
とらえ方のルートを
ちょっと変更すれば
自分の軸との流れが
すんなりと行くかもしれないんですよ。
そんなふうに軽やかに、
そんなふうに頑固に、
そのカタチは、無限に、
いくらでも、みつかります。