おだやかに



落ち着いて、腰をすえて、
ひと目、ひと目、
編みこんでゆく。


先をいそぐと、
目が詰まって
気づけば
寸足らずに
つっぱっている。


気をゆるめすぎると、
そのままに
うわついて
はみ出してしまう。


ひと目、ひと目、
強すぎず、弱すぎず、
リズム感をたのしみながら
つないでゆく。



そんなふうに
生きていたいんだ。