ふりだしにもどる


ずっと気になっていた
裏山の稜線あたりを
かんじきで歩いた

気候は絶妙で
暑くも寒くもなく
時おり開ける青空と
雪原と木々に
何度もみとれ
しかし立ちどまらず
どんどん歩いた


歩き終わって移動して
一緒に歩いた仲間と別れたら

ちょうど
震災があった時間ぴったり


家の裏の雪の森を
よろこんで歩けるようになって

またここにもどる

6年目の冬は間もなく終わり
あしたからは
あれから7年目、かあ。