しょうがないからコレやってたの

ほんとうにねえ・・・
いつ拾って覚えたんだかねえ・・・


「しょうがないから」なんて言い出すとはねえ！



週末なのに、と～さんが出かけてさ。
朝は一緒に遊んで、すっかり週末気分にさせておいて去っていったから、
ボウズ、気持ちがなかなか切り替わらなくてさ。


か～さんは、父子が遊んでいる間にはじめた創作ごとに、
もう夢中になってしまっていたから、
途中でやめられず、相手にならないし、で。


そのあいだに、と～さんの机に座って、
折り紙とセロテープを、工作箱から勝手に取り出して、
なんだかひたすら、コップみたいなものとかを
折ってはって過ごしていたらしいのだ。


そんなようなものがいくつも転がっているのをみて、
ひと段落ついたか～さんが、
「なにしてんの～？」とノンキに、たずねたというわけ。


そこで、
「しょうがないから、コレやってたの。
　しょうがないから！」
って、ナナメな視線で言うんだもんなあ～。
ぷぷぷ。


「と～さん帰ってくる？」
「帰ってこない。」
「もうすぐ帰ってくる？」
「ゴハンいらないって言ってたでしょ、帰ってこないよ。」
そんなやりとりを、何度もくり返したあとのこと。


平日だと、こうはならないもんな。
週末はと～さんと遊ぶという、リズムができているのね。


いや～しかし。
しょうがなく折り紙おってテープつけるんだねえ・・・
大人になったねえ・・・（笑）。