おえかき

ボウズ、カタチらしいものを描きはじめた。
○だけ、とかでなく、複合的に組み合わさったものを。


これまで、外出先で描いたものなんかを
「持って帰りますか？」とかいわれても、
「は？」だった、か～さん。
カンドウやは感動屋かもしれないが、
そういう、「記念に残しておく」みたいなことには、
と～～っても、うといのだ…。
写真も、撮るのは好きだけど、残すのはニガテ・・・。


でも、昨日描いたのは、
あ、これはもしかして、とっておく最初の絵になるかも、
と思ったんだ。


ひとつは、週末にと～さんが描くのをじっとみて覚えた、
電車の絵で、それは、ほんとうに、コピーという感じ。
コピーだけど、しっかりカタチになっているところに、
鉛筆を制御する能力の成長がはっきりしている。


もうひとつは、パッとみても、
あんまりなんだか良くわからないんだけど。
有機的な・・・動物かヒトっぽい感じの絵なんだ。
そういうのは、これまで、ほとんど描いたことがなかった。


10枚以上、紙をどんどんめくって、
絵描きうたみたいな即興ソングをふんふん、うたいながら、
色えんぴつの手をどんどん、なめらかに滑らせて、
たまには、ぐしゃぐしゃと塗り重ねてさ。
調子良く描いていたうちの、２枚。
電車の絵は、「みて～！」と、得意気だったんだ。
もうひとつのは、そのときには、「うさぎ～」とか言っていたかな。
そのうさぎ、とかっていうのは、描きながら、どんどん変わるんだけどね。
あとのは、途中には何かだったりしたけれど、
最後にはだいたい、ぐちゃぐちゃに塗られたり、
ぐるぐるにつぶされたり。


描く絵がかわるのは、中身がまたいちだん、
成長したあらわれだな～と思う。
さて。
か～さんは、と～さんにみせるために机に置くだけで
「とっておく」機能をつかいはたしてしまった。
と～さんに、うつくしく保存しておいてもらおうか・・・