染まるのではなく


昨日のつづきみたいなこと。
人間関係も、まずはやっぱり、
「郷に入りては、郷にしたがえ」が、
基本だな、と思う。
構えずに、あれこれ先回りして考えずに、
まず相手の中に入ってしまうということ。


それは、丸ごと、溶けちゃうのではなくて。
染まっちゃうのではなくて。


自分のカタチは残しつつ、
輪に入ってみる、という感じかなあ。


違った味のまま、ひとつになる。




「自分はこうだ」と、一歩ひいてみるのではなく、
一歩遅れてついていってみるのでもなく。
同じ時を、ともに過ごすということ。


相手を丸ごと受け入れる、
自分も丸ごと肯定する、とは
そんな感じだろうか。




そして、反射的に対応するのではなく、
いったん自分の中の反応を観察して、
意志をもって、またその反応の広がりを
放つことができればいい。