共同作業になった七夕飾り



ハサミはもともと大得意で
なんでも切りきざんでこまか~くしちゃってくれるし
ノリをつけた折り紙の切れ端も
そこらじゅうにひっつけてくれる。
・・・
それはあきらめてそのままにして
か~さんはせっせと
うつくしい七夕飾りづくり。


輪っかをつくろうと、まず、折り紙を細長く切っていたら、
となりで、だいたい同じ幅に切りはじめた。
使えるじゃな~い!


それから、なんとかみようみまねで、
ひとつ輪っかをつくって、大喜び。
指にはめてみたりしちゃって。
達成感いっぱいの笑顔がたまらないね。
さすがに、輪っかをつなげるのは、
みただけじゃできなかったけどさ。


なんだか、運動能力も、観察力も、表現力も、
いっきにパワーアップしちゃってまぶしくてドキッとするぞ。
こりゃ、まずい。
か~さん、停滞している場合じゃない。
ボウズ、どんどん能力発揮したいみたいだぞ、っと。



近所の地場野菜屋さんに
大きな笹をその場で切ってもらってさ。
飾らないわけにはいかない、と
前日に、やっと飾りをつくりはじめたんだ。


昼間は、散らかすばかりになってしまって、
夜寝る前に、集中。
ボウズ作成の飾りも無事つるして、
近年にないうつくしさで完成した。


願い事を書く短冊も、ボウズの手染め和紙。
3枚切って、ひとつ選ばせたのに、
か~さんが書く間に、勢い余ってもうひとつ書いちゃって。
「ああ、それ、と~さんのだよ!」と言ったら、
固まっていた。ぷぷぷ。
それも理解できるようになっているんだよね、完璧に。
「大丈夫よ、まだあるから」と、もう1枚切ったら安心。


なんだか、落ちが着いた気分だった。
願い事はオマケみたいなもので。