「ハイッ!」に、じんわり…
一日経ってから、少しずつ、
じわじわとこみあげてきちゃって。
なんだかんだ一年通いつづけた親子教室にて
最後の宿題の発表会だったんだ。
「次にやってくれるひと~」との呼びかけに、
自分の作品をにぎりしめ、じっとこらえるようにしながらも
なかなか声がでないボウズ・・・。
元気の良い子達がどんどん手を挙げて、
ひとりすぎ、ふたりすぎ、、、
最後から3番目ぐらいで、
先生とバッチリ目があったそのとき!
「ハイッ!」とキッパリ、
お手本のように手を挙げながら
ボウズがこたえたんだ。
やっぱり、ためる子だな、
また帰ってからやるかもな、と思っていたか~さんは
ドキッとしたんだよね。
でも、なんだか、味わうより
まさかのことに浮ついちゃう感じで(笑)。
エンジンかかるまで時間がかかるというか、
じっくり行動にうつすというか…。
この一年の教室での成長っぷりの
総まとめみたいだったなあ。
ボウズとの付き合いで、自分は、
「待つ」ということを一番、
教えられているんだ、たぶん。
いろいろな「待つ」を。
長いこと場になじめないようにみえたボウズと
ほとんど皆勤で通いつづけた一年のできごと、
思いだしちゃったよ~。
凛々しい「ハイッ!」は、
か~さんには、プレゼントみたいだったよ。