内弁慶再確認



ひさびさの、ぼんやりした集団にて
母子ともアテられてぐったり。
“ ぼんやりした ” 集団が落ち着かないのだきっと。


まず、おともだちたくさんが
てんでに退屈してあれやこれやと動く姿に
すっかり固まってしまうボウズ。
ぼ~ぜんとした面持ちでしばしその集団をみつめてさ。


絵本たくさんをみつけると落ち着くが、
ほんの少しの距離でも、か~さんの手を離さない。


さいきんまたナーバス期なのか、または、
家庭の事情にややナーバス気配が漂っているからか、
散歩でもなんでも、しっかり手を握れ~とうるさかった。
ほんとうに少しも離さない感じで。
そのこともあるな、とは思うんだけどさ~。


ひさびさに緊張したボウズをみたよ。


やっぱり、ぼんやりした…というと失礼だけれど、
たんたんと日々の業務をこなしている、というふうな
慣れない大人に、対面式で話しかけられて。
顔はまっ赤でこわばり、か~さんに寄ってくる始末。
3歳にもなるとさすがに、徐々に立ち直って
話せるようにもなるが、
最後まで、がんばっている感じだったなあ。


昨年の秋ぐらいからメキメキとたくましくなる姿をみて、
内弁慶だとか人見知りだとか、か~さんの取り越し苦労で、
成長がちょっとのんびりの慎重派さんなだけかも、
なんてすっかり忘れていたんだ。


でもそれは、
気の合う、慣れた仲間や場所が増えてきて
“ ぼんやり ” はしていない集団の中にいたから
落ち着けていたんだな、はしゃげていたんだな、と再確認。


やっぱり、春からいきなり普通に年少クラス、とかだと
大変だっただろうなあ……。
それにあわせて、慣らしていっていたとしてもね。


積極的に人に預ける、ということもしていくつもりで、
幼稚園どころか保育園も考えながら、また春を迎えた。
そしてまたなんだかざわついたりもして、
ふりだしに戻ったような気分だったり。
それを通り越して、また今日の様子をみて、
子の育ちと自分のこの先、自分達のペースでいく・・・
ということを思ったよ。