ただ生きたい



小学生ぐらいのころ、
「大きくなったら何になりたい?」
とよく聞かれるものだ。
自分は、心の中では、
「何って、ナニ? わたしはわたしになりたい。」
なんて思っていたと、記憶している…。
本当に、それを作文とかにしなくてはいけないときは
困ってこまって。
隣の子のをチラ見してマネしてごまかしていたりしたんだ~。


思春期からハタチぐらいのころには、
「身軽になりたい」とプロフィールなどに書いていた。
そして、20代後半ぐらいには、「植物みたいになりたい」とか言っていた。


で、最近、梅の木と空をみながら、ふとわきあがった思いが、
「ただ生きたい」だったりして。


そんな精神論みたいなナマイキなこといって、
具体的なことが言えないのは何故か。
それは、まだまだ、
自分で責任をとることを怖れているからなのかも。


今日、1年半ぶりぐらいに、色々と影響を受けた人に会って、
ほんの数年でずいぶん違った印象を受けたんだ。
前に会った時には、それこそ、「植物みたい」という印象だった。
今日は、もっと、人間臭さを感じて。


それは、相手が変わったというより、
自分の変化なのかも、と思ったんだ。
人はどんどん変わってゆくから生きているわけで、
もちろん、相手も変わっているはずなのだけれども。
う~む、まだ消化できていないな…。
でもたぶん、ちょっとまた大きな変化のときという予感。


ここしばらく、「感じる」ということがテーマだった。
なにもかも、その「感じる」ことさえうまくいけば
あとはスッと流れるように事が運ぶのだ、たぶん。
感じて、わきあがってきた感情を
無理矢理どうにかしようとか、こねくりまわしてはダメで。
その感情がわきでてくる自分という器を
受けとめることができればいいのだ。


…。
今日はここまで。