みてるだけ



今いちばん接する機会の多い
仲良し母子さんと
良く一緒に参加する会合の場でのこと。
彼女たちは、遅れて参加なのでいなかった。


「きょうは、ここに○○ちゃんいないね」と
ぽつんとつぶやいていた。
そして、そのおか~さんのほうが登場。
お友達の女の子は、ベビーカーで寝ている。


「○○ちゃんのおかあさんだけ、きたね。」
いつもおみやげに持って来てくれるケーキを
すばやくみつけ、催促。
しかし、その日のは、ちょっと口に合わなかったんだ。
そうしたら…
「ケーキ、いらな~い。あのね、みてるだけ。
 ○○ちゃんのおかあさん、みてるだけがいいの。」


そう言って彼は、ニコニコしながら
○○ちゃんのおかあさんをのぞきこむように
隣のイスに落ちついたのだった。


さいきんの子の発言には
驚かされることも
笑わされることも多いが
先週の大ヒット作品はそれ。


と~さんにその報告話をしていたら
はっきり、自分の話だとわかって、
内容もすっかりわかって、
それにあわせてヘンな顔したり
身ぶり手ぶりであいの手いれたり、
ボケたり突っ込んだり、
まあ~、そりゃあ、
頭も口もまわること!