ありがたいオーママ



また他人に言われてハッとしちゃった。


自分の中の子どもがひねくれて
実母にずっと素直になれずにいた。
とくに、孫と接する姿をみていると
ムカムカ・イライラがカ~ッと沸き上がってきて
口調がきつくなったりするんだよねぇ…。
まあ、いわゆる・・・インナーチャイルドというアレみたいで。


この夏、その小さい自分を
自分で可愛がってあげる、という療法を
軽めに試してみたんだ。


ハッキリキッパリ急に解決したわけじゃないけれど
気づきが起こる出来事がどんどんやってくる。


ムカムカするときっていうのは、
認めたくないけれど執着しているときだったんだよね。


ありがたいと思えるのは、
ちょっと距離を置けている証拠。


今日はちょっと、ありがたい、というモードになれなくて。
そのままだと、またギューッと
執着よりに行ってしまうところだったんだけれど、
ふっと声かけてもらって気づいたんだ。
「そんなことしてくれるなんて、やさしいばあばだねぇ。」
実母の外ヅラだとか、背景だとか・・・、
以前はそんなことがチラついていたところだ。
それはさておいて、そういう声を
素直に受け取れるようには、少なくとも、進化している。


もういいんだよ、「お母さん」のことなんて。
「お母さん」の評価なんてなくても大丈夫。


…けっこうこれ、意識して自分で念を押さないと
いまだにワナにはまっちゃうんだよねぇ。
ほんとうの自立ができていないというのは、
金銭的にどうこうとかいう以前に、
自分と母親はまったく別の人間だ、と
全身で感じられるかどうか、かなあ。
何が問題かって気づくと、そこからまた
つぎつぎ転がっていけるもんだ。


行ったり来たりしつつ。