キャッチしている!?



うすうすそんな気がしていたけれど、
偶然かなあ、と思い直したりで。
でも、やっぱり、間違いない気がするんだ。


2歳半って、まだこの世にそまり切らない
ギリギリのところかなあ。
たぶん、感じているんだよね。
側にいない、肉親の状態を・・・


と~ちゃんが帰ってきてドアを開ける直前に
泣いておきたりすることが何度かあった。


さいきん、おフロの時間のころに
急になんだか、うっ、とノドが詰まるような仕草で
「ちょっと・・・だいじょうぶ、うん。」なんて
うなずいて納得していることがあって。
2回、間をおいて、同じように繰り返した。


そのとき、と~ちゃんは
帰りの電車で具合が悪くなっていたらしいんだ。


それから、ついさいきんのこと。
ばあばが、ボウズの様子をみて
パンッ、と手をたたいて後ろに反り返り
笑い転げることがよくあって。
それを覚えて、一時期ボウズは良くマネしていたんだ。
でも、しばらくやっていなかった。


ひと月ぐらい全く会っていなかったのに、
それを、何故かやっぱり、おフロのときに
ちょっと、笑いキノコ食べましたか? みたいな調子で
何度も繰り返したんだよね。


それは、ついに退職のときを迎えたばあばの、
送別会の時間と重なっていたんだ。


思い違いかもしれないけれど。
少なくとも、か~ちゃんがその先のことを思い出して
ハッと気づくことには役立っている。
メッセージになっているよ。


「もしかして、○○ってわかっているの?」と聞くと
ふ~~ん、とあいまいにうなずいたり、答えなかったり。


不思議だけど、不思議じゃないのかもなあ。