家のゴハンが一番
ちょうど、昨年の同じ頃だ。
外食で、すごく満足できたお店があった。
パワーのある野菜やお米を使って
味つけはシンプルかつ、バラエティーに富み
盛りつけも食欲をそそられる楽しさがあって・・・
ひさびさに単身で遠出する機会のお供に
そのお店でのランチを選んだんだ。
とても楽しみにしていたのだけれども。
一年前ほどの感動が、なかったよ~。
遅めの昼どきだったせいもあったのか、
ゴハンは炊いてからだいぶ保温しました、という感じだったし
お味噌汁も煮詰まった感じの味の濃さがあって。
野菜の力もいまひとつ。これも、つくりおきだからだろう。
ひとりでゆっくり、よく噛んで、
一品ごとに味わって食べられたから
やっぱり、いつもよりゴハンの量が少なくても
すぐにお腹がいっぱいになったけれど。
それなりに、満足もできたけれど。
期待が大きかっただけに、ちょっとがっかりしちゃった。
どうも最近そんなことが多いな、なんでだろう、
と思いながら食材のほうも物色してみたけれど、
わざわざ少し遠いその店で買うほどのものはなかった。
それで気づいたんだ。
自分のゴハンが、前よりずっとおいしくなっていることに。
だんだん外食欲がなくなって、おやつやパンも
よほどでなければ買う気がしなくなってきていた。
満足感が得られないのは、ゆっくり味わえないときだけだ。
ボウズが育ったこともあり、産後出会った料理法にも
野菜や乾物などの扱いにも慣れて来たから
短時間で何品か同時に仕込む手際も良くなっている。
そりゃあ、家族の3食、毎日つくっているんだものねえ。
好きな料理ぐらい、進歩がなくっちゃあ、ね。
自分のつくった弁当をほぼ毎日食べられる相方が
相当うらやましくなった。
ということは、少しぐらい、自分をほめてもいいか!?(笑)
もしくは、もっと料理の時間を楽しもう。
そのぐらい成果がでていることも思い出しながら・・・