気に入っちゃった園庭にて
やっと遊びに行けた。
気になっていた幼稚園の園庭開放へ。
バザーのような催しで講堂に入ったときに、
うっかりこみ上げてきちゃった幼稚園なんだ。
園庭には、実のなる木がたくさんある。
炎天下なのに、ほとんどのスペースが木陰で、
マイナスイオンがでているようなさわやかさ。
園児がたくさんいる中、人見知り場所見知りボウズも、
あちこちキョロキョロ遊びたがって、おしゃべりも出ていた。
運動会でリレーができるような園庭は必要ないな、と実感。
探究心をそそられるような、ごちゃごちゃのほうが良さそうだ。
一見、ごちゃごちゃのようでいて、バランスがとれている・・・
そんなお店とかお宅ってあるけれど、そういう空間だったら、
閉じこもるのが苦手な自分も落ちつけるからなあ。
三輪車もあるし、「コケコッコー」もみえるし、
トンネルも小山もある。
この庭で遊ぶボウズの姿は、なかなかステキに想像できた。
集団生活かあ、と思うと、またなんだか
か~ちゃんはこみ上げてきちゃったんだけれど。
決して、うまくやれていなかったというわけではない。
運動も勉強も課外活動もけっこう積極的にやり
仲間はずれになったりだとか、登校拒否の経験もない。
でも、とくに低学年のころの春は、保健室利用度が高かった。
幼稚園に行く途中に小学校の脇を通るのだけれど、
そこでまたザワザワしてきちゃったんだよね・・・
いろいろなことに気づかされる育児生活。
とくにこういうとき、自分がどんな無理をしていたのかジワジワ思い出すんだ。
ほんとうは学校、あまり向いてなかったんだと思う。
ぼちぼち、ボウズの園さがしの旅に出るけれども、
それは自分にとっての意味も大きいな。
これからどう生きていくか、ボウズとのつきあいというだけでなく、
なかなかに考えさせられる日々がまたはじまるなあ、きっと。