『頭でっかち』にはやはり『頭でっかち』で



余裕のない、くたびれた状態では
何かを改善しようという方向に頭も働かない。


そんなときには、
言い切りの言葉や、はっきりした態度、
整理された方法論を参考にすることで
立ち直りのきっかけをつかめることもある。


絶対の正解はなくとも、そのときどきで、
最善のよりどころになることってあるよね。


そして健全な状態になって、
自分をみつめる余裕も、まわりを見渡す余裕も出て来たならば
そこからまた自分で考えたらいい。


「ああでも良いし、こうでも良い」
「そのうち良くなる」
「わたしも(昔は)そうだった」
なんていう言葉は、悩んでいる人にはなぐさめにもならないかも。
真実だとしてもね。


そして、、、
自分で考える、自分の感覚でとらえる、というのもクセモノ。
頭でっかちタイプには特にね。
というか、この時代、情報から入る頭でっかちのほうが基本だ。
5感でとらえる生活なんて、ほど遠い。
そんな状態では、急に情報を入れるのをやめたところで、
感覚が冴えてくるわけでもないと思う。
染みついた考え方、知らずに受け取る情報の影響から
そうやすやすと逃れることはできないよな。


そういう頑固なとらえ方、思考パターンから抜け出すには
やっぱり、また勉強しなおさないとダメかもって思った。
まだ素直な幼い子たちをみていると、よくわかる。
健全な状態で、また新しい情報やいろいろな考え方を学んで、
偏らずに思考することで、次につなげていく。
野生のカンなんて鈍りまくっているかもしれないけれども、
そうやって考えて選ぶことならばできるもんね。