ひとりで階段



ほんとうは、側についていたほうがいいと言われるのかなあ。
あんなところにひとりでいかせて・・
というふうな視線もちょびっと感じつつ。


ボウズ、2歳4ヶ月にしてようやく、
階段をひとりでのぼり降りしたがるようになった。
降りるほうを怖がらなくなるまで長かったなあ。


またチャレンジ期のようで、
どこにいても、階段をみつけると行きたがる。
散歩の途中の階段(手すりつき)で、
どこまで行けるかみてみたくなったんだ。


「か~さん、待ってるから行っておいで~」
いつもなら、一緒に行く、と手をひっぱってウルサイところ。
これが機嫌が良かったこともあって
すんなり、しかもうれしそうにひとりで向った。
「行ってきま~す、かさん、ばいばい」なんちゃって
手までふってさ。


三十数段だったろうか、間に一ヶ所切替えのある階段を
ひとりでスタスタのぼって、笑いながら、
得意そうに降りて来たよ。


途中でつまずきそうになったけれど
立て直しもできた。
これ、つまづいたらゴロゴロゴロッと落ちちゃって
危ないのかなあ~、とも思ったけれど
側についていたって、その時はその時だもんねえ。


か~ちゃん、これからはこうして、
ちょっと離れたところから見つめることを
楽しみにしたいなあ。