山を登れば



ひさびさにお手当の集いへ。
自分がゆっくりお手当してもらったのは久しぶり。
開放的な空間ということもあり、
お手当にむかう良いエネルギーで満たされていたこともあり、
ぽろっと涙がこぼれそうに気持ちよかった。
たまには、自分もいたわってあげねばと思ったよ。


でも一番、印象深かったのは
そこで出会った言葉。
“ 山の上、高台が好きなの ” と。


ちょっと不便でも、たいへんでも、
ああ、抜けたな、がんばってきたなあ、というところに
ご褒美のようにあるものを楽しむ、
それが好きなのよね、という話だったんだ。
家や建物に関する、ちょっとした隙間の話だったんだけれど。


駅の近くばかりをつい探してしまう
自分の傾向と、ほんとうの欲求とのギャップに気づいちゃった。
便利に慣れすぎている!
駅から徒歩3分ぐらいのところに長いこと住んでいた。
都会で働いていた。
クセがついている、確実に。


落ちついた時間、おだやかな日常に
自分にとって必要なものは何かな。
またちょっとワクをはずして
ながめるように想像してみよう。
カラダを、ほぐしてからね!