今なら



1歳~3歳のおかあさん方と
産後の心境を振りかえるお話をした。


「 “ 今なら ” 誰もが通る道だって言えるけど」
「 “ 今なら ” もう大丈夫って思えるけど」


できないと思っていた事が意外と簡単に解決したり
頼れるところが実はたくさんあったり、
自分だけかと思うようなことが、ごくありふれたことだったり・・・


育児にまつわるアレコレ、なぜもっと出てこないのか?
伝わらないのか。
そんな話になったよ。


そしてそれは、、、
そういうことは、他人に聞いたり
本やマスの情報から知識を得るようなことではなかったからだよね、って。
核家族のほうが多くなって(地方によるけど)
身近で、深く育児に接することもなくなって
カラダで感じて覚えていくようなことに触れていないんだよね。


育児だけではない。
いろいろな世代の、違った仕事や生活をする人との関わりが
タテマエのレベルになってしまうことが多いんだ。


自分も産前は、そのほうがラクだと思っていた。
でも今なら、たとえば、気ままな独身暮らしでも
隣で夜中に赤ちゃんが泣いているような住処を探すだろう。


妊娠前から知っておいたほうが良いと思うことは多いけれど
情報から入って頭でっかちになってしまうとダメなんだよね。
必要なのは情報じゃないなあ。
もう少し前は、情報だと思ってた。
体験のほうが先に欲しい。


といっても、当世の事情では、なかなかそうもいかない。
それなら、まずは、情報の質だよなあ。
もっとうまいこと、できそうなんだけど。