オッパイトラブルがなかったのは飲んでくれたから



母乳に関する集いが先週あって
また新しく気づかされたことがある。


自分は、ほんとうに初期以外、
張って困るということがほとんどなかった。
飲まれて痛いということも、
逆に詰まって出なくて困ることもなかった。


それは、子が、どんなときでも
よく飲んでくれたことが大きかったんだ。


乳腺炎で悩んでマッサージやら色々通った人が
助産師さんに言われたんだって。
“ 飲んでくれなかったら、もっとヒドイことになっていたわよ ”って。
“ ひねったような角度で飲まれて困ったときには、
溜まりすぎて冷えたマズイのを飲まないようにしているのよ、
賢い子ね” 、、、って。


それで、ハッとしたんだ。
飲んでくれていたからだ、そうか! って。
それなのに、なんでこんなに良く飲むんだ~なんて
自分都合で思うこともあったとは・・・。
はじめの一ヶ月なんか、飲みすぎて苦しんでいたぐらいなのに。
それだって、後からわかったんだ。


最近は、飲んでいる表情をよくみると
なにか感じているな、と思うことがある。
ここまできたらもう、言葉が通じるまで飲ませてみたい。
そして、味について尋ねてみたくなってきた。
これまでのことについても聞いてみたいんだよね。
ほんとうはマズイと思っても飲んでくれていたの?って。
覚えているか、答えてくれるのかわからないけれど。


食べすぎちゃったときだとか、重いものを食べたとき、
いつもよりたくさん飲んでくれる気がするし。


母乳バナシは本当に奥が深い。
そして、育児のベースになる。
長く続けると、後になってそのあたりで効いてくる、と
先輩方にいつも言われていたことが
今になって少しピンとくるようになってきた。
う~んと後で、わかることもあるんだって。


長く飲ませることは、たぶん、
自分の育児には必要なことなんだという気がしてきたよ。