郵便局のオマケで



たかがちいさな郵パックを持って行っただけで
ちょっとしたオマケをもらってしまった。
メジャーだった。
子がおもしろがってオモチャになった。


民営化目前の流出止めか。
こんなものを配るぐらいだったら・・・
なんて、せかせか働いていたころだったら
プンプンだったろうな。


なんでこれしきでこんなもの、、、
無駄づかいだなあ、といっしゅん思ってから
考えなおした。


平日の真っ昼間、住宅街の郵便局。
近所に3ヶ所あって、2番目に混んでいない支店。
客は、高齢者と買物袋さげた主婦ばかり。
だれも急いでいない。


若い男性の局員さん、
余計な力の入ってないおしつけがましくない対応は
感じが良い。
民営化だからって特別サービスしている、
べつに、そういうふうではなかった。


そんな郵便局をみまわして、
自分も子を抱きながら、
何人かに親切にしてもらって。


収益だとか成績だとか効率だとかにおわれない空気、
悪くないなあ、、、というより、あって欲しい、と思った。
疲れてギスギスしたり時間におわれてセカセカしたり、
そういうのばかりはもう嫌だなあ、と。


いま住んでいるあたりの良いところって、
のほほんとした空気だった。
こんなんでいいのか!? ヒマとお金があったら
もっと他にやることがあるだろう、なんて
イライラっと感じたこともあったっけなあ(笑)。


ああでも今は。
そういう空気になごむことが
たくさんある生活だ。


なんだか、考えちゃった。