離乳食とウンチ、歩きはじめて~編



すくなくとも歩きはじめるまでは
ほとんど、食べさせなくていいと思う。
歩きはじめてからの子の様子をみて
きっぱり、そう思った。
まあ、それも、子によるのだろうけれど。


ウンチの調子も、だいたい良くなった。
動きと食べる内容と食べる量、
体調とゴキゲンとまわりの世界への興味と、
バランスがとれているときには
余分なエネルギーが溜まらないってことだ。
そのバランスのとり具合が、
“ 人による ” ということかな。
これ、大人も同じだよなあ。


なにか食べすぎているな、飲みすぎちゃった感じだな、
というときには、どうも機嫌が悪くなったり
夜中にバタバタと何度も起きたりしがちだった。
なにが “ 過ぎて ” いるのか、
すこしじっくりみていかないとわからなかったな。


でも、それでいいんだね。
転ばぬ先の杖というのは、いらない。
しなやかにできているもんだ。
あ、これはダメだった、
痛かった、気持ち悪かった、後がしんどかった、
そういうことを重ねて
もともと持っている力がひろがってゆく・・・


そんなような言葉やアドバイス
何度も、どこかで、みかけたような(笑)。
そのときになってわかる、って
育児だけじゃないね。


これから、の人には、
なにか困ったなあ、とか
どうも調子が悪いなあ、とか
もっと良い方法はないか、とか
他のやりかたはないかな、とか
そんなふうに自ら感じるまでは
手をかしたり声をかけたり、
しないほうがいいな、と思った。


後につなげる、ということは
自分の失敗や成功を
そのまま、なぞらせることではない。
誰かの経験が誰かにつながるときは
バランスが崩れたときだけだ。
そのこと、忘れないようにしないとね。